さて、今回は僕の実際のナンパ体験をお伝えします。
かなりリアルな体験を
そのまま言語化しているので
臨場感を体感できる記事になっています。
実際のナンパの事例を
知っておくといざという場面で
ガチで役に立つので、
必ず読んでおきましょう。
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ストリートナンパを始めてから
一ヶ月ちょっと経った某金曜日。
今は550get以上していて、
街に出たりアプリでアポを組めば
当たり前に可愛い子をgetできてしまう福だが、
当時はまだ3getしかできておらず
一日声かけしても連れ出しさえできないこともあり
成功率もめちゃくちゃ低かった。
そのため、早く100getを達成したいが故に、
溢れ出るナンパ欲を抑えきれないでいた。
その日は仕事が長引き、23時頃日暮里駅にイン。

有名ナンパスポットと違い、ほぼ人はいない。
その中で福は、
ヤンキーの群れがじゃれ合う鳴き声
酔っ払い爺が叫ぶ姿
やたらスポーティーな格好をしているキャッチ等
を無視しながら、サクサクと声をかけていく。
女子大生にガンシカされた後、
10歩くらい後ろに濃い顔の
巨乳美人OLがいたためそのまま声かけ。

※イメージ
「え、ハーフ?アジア系か
ヨーロッパ系どっちなん?」
「いやその2つ全然違うじゃん。
純日本人だよ。」
オープン。
反応は悪くない。
平行トークをしながら、職業、
年齢等を互いに共有する。
彼女は20代後半。通信会社勤め。
駅近くに住んでいるらしい。
一度飲みを打診すると、グダ。
「いや〜うーん、やめとく。
じゃ、頑張ってね。」
彼女はそう言って一度帰る素ぶりを見せるが、
なぜかその速度が遅いのと、
彼女が本気で帰ろうと
しているわけではない気がしたので、
追いかけて再び話しかける。
「いや待て待て、絶対今日なんかあったやろ。
わかった。12秒飲みに行こ!」
なぜかその発言がウケ、打診が通る。
某鳥貴族へと移動。

移動中、
テレビ局勤務の彼氏にアポをドタキャンされ、
惨めになっていたところ、
福が声をかけたことが判明。
あまり帰りたくなさそうであった
違和感の原因はこれかと認識すると同時に、
この発言から、
福は今回のアポで即を目指すための、
会話の流れとスタンスの仮説を立てる。
・メインテーマは彼氏との恋愛トークで、
出てくる愚痴に共感を狙う。
・テレビ局の彼氏がいることから、
彼女がハイスペックである可能性を
考慮した振る舞い、会話の展開を意識。
通信会社勤務とは言っていたが、
店頭販売員と本社勤めでは、
福のトークもスタンスも変わってくるので、
少しだけ賢ぶった話をしてみる。
「俺トリキ好きすぎて、
この前トリキの本読んだんやけどさ、
店前にある看板の
“うぬぼれ中”が経営理念って知ってた?」
「え、そうなの?
あれって理念だったんだ。どういう意味なの?」

経営理念等の単語に戸惑うことなく
普通に返答してきて、
詳細な部分に興味を示すあたり、
おそらく販売員側ではないと予想。
鳥貴族でお互いドリンクを注文後、
福は今までの会話からホットリーディングをしてみる。
「元早慶でN●TかK●DI、
元商学部でテニサーやろ?」
「え、すご!なんでわかったん?
ダイゴみたい!」
見事にハマり、彼女の食いつきが少し上がる。
それと同時に
女が社会的にいわゆるハイスペックである事を
改めて認識し、気が引き締まる。

そこからは当初の予定通り、
今ホットな恋愛トークを展開しようとする。
しかし、いまいち乗ってこない。
どうやら彼氏に愚痴があるわけではなく、
彼氏のドタキャンによって
自分の精神が揺らいでいること、
つまり自分の弱さに幻滅しているらしい。
精神的に自立していて、
本当に素晴らしい女性だが、
福的にはそこで弱さを
見せてくれないと芳しくない。
声をかけた時より
食いつきは上がっていたものの、
やはり福をお子様扱いしていた。

状況を打開したいのと、
恋愛トークをこれ以上深堀りできないのはわかったので、
もう一度食いつきをあげるべく、和み直す。
食いつきをあげる和みは
大きく2つの方向性がある。
ひとつは楽しさを醸成する和み。
こちら楽しそうに話すことで女性が楽しくなったり、
適切なタイミングのボディタッチ等で、
向こうが自分に対してポジティブな感情を抱いている状態を目指す。
2つめは、価値を証明する和み。
どれだけ筋の良い質問、返しができるか、
どれだけ相手がこちらを魅力的だと思う
経験、知識、想い、意見等を話せるかである。
ハイスペOLで自分のルールがあったり、
ギャルでもなんらかの要因で刺せてない場合だと
楽しさを醸成する和みだけではゲットできない場合もあるため、
早々に判断して価値を証明する和みにシフトする必要がある。
今回の場合、相手がハイスペゆえの舐められ
が見受けられるため、
彼女のリスペクト値が上がるような、
内容的な部分を重視していく。
また、最初に想定していたトーク内容の仮説が
完全に誤っていたこともあり、
こちらが有利になるテーマを掘り出したい。
当時お世話になっていた遍歴ルーティンを用いる。
「昔はどういう子だったの?幼稚園から教えて。」
話を聞いたところ、なんというか、煌びやか。
高校までは部活に熱中し、
大学のテニサーでも中心人物だったようで、
完全に上位カーストの人生。
付け入る隙があまりない。

大学までの話が終わり、
仕事の話にシフト。
どうやらホワイトさを求めて就活をして、
実際今はものすごくホワイトらしい。
しかし、待遇も給料も良いがやりがいがなく、
転職を迷っている。
定時で帰宅し、お酒を飲む日が多いとのこと。
ここしかない、と思った。

福は、平日は終電まで働いているが、
就活の際、給料、労働条件ではなく、
その企業の経営理念に共感して入ったため、
仕事に非常にやりがいがあり、楽しいことを伝える。
昨年は本当に辛いと思うこともあったが、
その際は一ヶ月で20冊ほどの哲学書や小説を読み、
最終的な人生の目標を決め、
今は全力で目標達成に向けて人生を謳歌している事等を伝え、
その中で知った偉人の名言、思想や、
それをどのように自分で行動に落とし込んでいるか等を
踏まえた持論を経験と共に展開した。
すると、彼女の目の色が変わったような気がした。
彼女も自分ルール、思想がいくつかあり、それを話す。
その中でお互いの共通点であったり、
補足点等を指摘し合い、対等な立場として場が盛り上がった。
一番興味深かったのは、
彼女が背が高い人が好きな理由である。
彼女は、小学校は足が速いやつ、
中学はヤンキー、
高校は頭いい奴、大学はイケメン、
社会人は金持ちがモテると一般論を述べた後、
私は未だに足が速い人が好きで、
高身長だと歩幅がでかいから
足が速い可能性が高いと言っていた。
ちなみに私は身長はそこまで低くはないが
高校の時の50メートル走は7.0秒。
平均値ですまん。

何度かこの仕事の話からの哲学、
志、持論トークは使っているが、
しっかりと会話についてきて、
同レベルの視点で対応されたのは経験上初めてであった。
もちろん楽しかったが、
リスペクトを上げられているのだろうか、
と多少の不安を感じていた。
お酒も進み、彼女がトイレに立つ。
戻ってきた際、肩を叩かれたので振り返ると
福の右頬に彼女の人差し指が触れる。
「へへ、これ、久しぶりでしょ。」
10年以上前に流行ったアレだった。

福は少し勃起した。
同時に、リスペクト値は上がっている事を確信。
改めて恋愛トークに戻す。
今後発生するであろうグダ要員として最も大きなものは、
彼氏グダであることが予測されるため、
浮気についての持論は事前に共有しておく。
「俺は彼女に浮気は許す派やで。
体の関係だけだったら別に問題ないと思うし、
もし心が移ったとしたらそれは男側の責任やからな。」
そのまま下ネタトークに持って行き、
手相ルーティン(※今は使ってません)で
ハンドテストを行う。問題はなさそう。
会計を福が支払い、次は出してねと言って店を出る。
手繋ぎノーグダ、
私が1get目、2get目で用いた
レンタルルームの前で打診。グダ。
「家近くだし、私はこのまま帰るよ。」
粘る。
「俺は今日話して本当に楽しかったし、
心から素敵だと思った。
だからついてきて欲しい。」
引き止めてキスをするとノーグダだったため、
場所グダだと判断し、切り替えてヨネスケ打診。
ワインが好きと聞いていたため、
「わかった。家でワイン飲も。
嫌なことは絶対しないから。
家に絶対あるやろ?ワイン。」
多少のグダはあったが打診が通り、
ワインを一杯飲んだ後、ギラ。
ノーグダ初ヨネスケ即。
Fカップでサービス精神も旺盛。
心も身体も大きく満たされた。

共に、4get目にして、
最初に打ち立てたおかわり禁止のルールを、
取りやめようかと思った経験であった。
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